雨の大阪
「三門忠治の歌が好きよ」電話の向こうでその人は云いました、
私も密かに気に入った歌手なので、ええ、私も同じですよと答えた。
演歌歌手は数多くいますが本格的に心に染みる男性歌手は少ない、
今の流行ではなく、古来の日本人の胸に響く歌となると限られる。
昔、歌手を目指し、その一歩手前まで行った人である、説得力
がある、その彼女が三門演歌に嵌っているという。
私は改めて三門忠治の歌を拾い出してみた、病み付きになりそうだ。
その中で、雨の大阪
私の友が育ててもらった街 大阪、泣いて 笑って 恋をして
そして父になった その大阪 どうして無視できようか ?
可愛い後輩がふるさとを偲んで 我慢した街、
助けてもらった街、三門演歌のその裏で藤あや子 のおんな歌が
聴こえてきた、
雨の大阪
藤 あや子 が 三門忠治が 切々と・・・