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思い出, 歌謡

幸せを掴みたい  茜色に託して

東京オリンピック前に発売された

小宮恵子 金田星雄  ♪ 幸せを掴んじゃおう

 

高校を卒業して日々悶々としていた頃に胸に飛び込んできた

純情可憐なデュエット曲、

 

プロ野球の金田正一投手の実弟と、可憐な花 小宮恵子の

デュエット曲は新鮮な驚きで男の心を勇気付けてくれました。

 

海の向こうに沈む夕日を見ながらオリンピックが開催されている

東京を眺め偲んだものです。

 

「幸せを掴んじゃおう」

 

掴めない幸せだから、尚 掴みたいと切望した青春ど真ん中だった。

 

ふたりの歌声を聴くと、

あの悶々とした青春と茜色に染まった西の彼方が浮かんで来る。

 

切ない胸の内を一筋の希望が芽生えて、東京を仰ぎ見た。

 

東京オリンピックが2年後に迫ってきた、

あの金田星雄と小宮恵子の姿を再び見たいと思うのは無理だろうか?

 

幸せを掴んじゃおう  小宮恵子 金田星雄

 

田舎の里道を黒髪なびかせて自転車を漕いだ少女達がいた、

清純無垢な彼女達のそれからの人生が幸せだったことを願いたい。

 

「幸せを掴んじゃおう」   万感こめて   !?

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