広告
邦画

「散り椿」 オリジナル・サウンドトラック

ジャニ-ズV6岡田准一の推移を追う時、フィリッピン武術カリ-他の収得により彼の方向が決まったといえよう。

V6の末っ子としてうぷ声を上げた訳だが、当初から嫌味のない好少年だったことを見逃しては為らない。

役者の方便としての武道収得だったと思うが、素直な性格ゆえか次第にのめりこんでインストラクタ-習得までに至ってしまった。

技が上達するほどに目の眼力、佇まいが凛として来たことは特筆せざるを得ない、俳優の片手間と違い本物の武道家の道に足を踏み入れたのである。

岡田准一はけして大柄ではない、どちらかと言えば役者として不利な小柄な青年である、しかし、身に備わった武道によってその存在感は他を圧する。

高倉健さんを尊敬するようだがハタマタ世間では高倉健さんを真似て

いると嫌味を云う向きも出ている、それは違う健さんと映画製作を共にした、「追憶」の降旗康男監督、今回の「散り椿」の木村大作監督の演技手法が健さんに似てきた要因なのである、彼を責めることはできない。

健さんが去った今、まだまだ穴を埋めるには非力だが、佇まいを同じくする岡田に期待したいと思うのはファン心理として当たり前である。

主演者及び脇役に興味が有った私は、その方面を注視した、ところが予告編では分からなかった見所が随所に見られたこともあって再度劇場に足を運んで観たいと思っている。

舞台となったロケ地、その山々の雄大さ、馬が疾走するロケ-ション、そして男優女優達の演技、特に私の気を引いたのが加古隆の音楽である、その楽器の音色に時代考証の中に引き込まれる私がいた。

この映画にかける裏方さんの熱意が充分伝わってきた、木村監督の奮闘に答えたいと思う、皆さんも観客動員数の増加に協力をお願いします。

映画「散り椿」オリジナル・サウンドトラック

加古 隆

東宝配給映画「散り椿」O.サントラ

収録曲

序章

散り椿~オープニングテーマ

剣と心

若き日、友と

姉の死を知る

篠の告白

友との対決Ⅰ

狙われた証文

疑惑の影

雪の日の決意

若殿もどる

巻き狩りと家臣の死

散り椿~モノローグ

友との対決Ⅱ

篠の真実

いざ闘いへ

報復の剣

再びまみえる日まで

散り椿~エンディングテーマ

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

広告