過去のブログを紐解いていると懐かしい友との触れ合いが出て来た、 「友情」 高校時代の修学旅行で東京へ向う前に箱根に一泊した。
東北の高校生と些細な事でもめた一幕である、 喧嘩の発端者が逃げて、止めに入った私の友2人が被害を受けた。
2人のうちMが顔面を中心に滅多打ちにされた、それ以降の旅行 写真は眼帯姿で写っている、苦痛に寝られない箱根の宿は強烈な 想い出に彼の人生は作用した。
番長就任を予告していた学生は友を見捨てたことで権威は失墜して、 仲裁のために居残って被害を受けた2人が我が高校の番長になった。
彼らは、あの夜の箱根路は他校ボクシング部の鉄拳制裁の洗礼とその 痛みの代償で男の勲章を得た。
共に殴られながら踏み留まって3年前に亡くなったYが懐かしい、 そのブログ「友情」に手紙を添えて細君に送った、 そのお礼の電話が掛かってきて個人を偲んだのである。
「Yは良い男でした、あの世でも又逢いたい!」 細君の声が涙声に変わった。
「これから仏壇に供えて報告します!」 男同士の友情は時空を越えて結ばれる。
「貴様と俺!」 故郷は遠く離れて 尚 懐かしい !
故郷慕情 ♪ 津軽慕情