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歌謡

添えぬ仲 博多の女

人の妻とも

                   知らないで

出だしの歌詞に思わずのめり込む

北島演歌には珍しい女を謳う歌に引き込まれた。

夜の飲み屋街は男女の逢瀬と別れに雨が似合った

ひとりカウンター隙間風   侘しい男のひとり酒  !

添えぬ女は人の妻  遠くで霧笛の音悲しい。

港町の飲み屋街ほど別れの似合う町はない

遠洋漁業の漁船が半年の勤めを終えて帰って来た

居酒屋勤めの女房は臨時休業なのさ。

人の妻とも知らないで   通う男のひとり酒

ヤケに今夜の酒はにが辛い   出る歌侘しい三郎節。

神社下の一杯飲み屋、親父の目も   潤んでいた

人の妻とも     知らないで  ・・・

♪     博多の女     北島三郎

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