哀愁
その歌を聴いた時は不思議な感慨にとらわれた、
いつもなら甲高いギターの音色に辟易するはず
なのに、何故か懐かしい哀愁を感じたのである。
その後、時代に翻弄される私は、イーグルスも
ホテルカリフォルニアも頭から消えていた。
その間少しづつ洋盤の魅力に引き込まれる私は
故郷を懐かしむように、あの哀愁を聴きたいと
思い始めていた。
そしてYou Tubeで再会することになる、時代は
本家のイーグルスのみならず多くの歌手やバンド
でカバーされていることを知った。
歌は万国共通 ! 言葉は判らないが、その思いは
メロデイーで伝わることを再確認する。
争いの絶えない人間の世界、もしかして歌が、魂
を揺さぶって鎮火させるのではないか。
ギターとドラムの絶妙なアンサンブルに2人の女性
ボーカルが加わって、不思議な空間を描いてゆく。
ザー・ビートルズの♪ レット・イット・ビーに誘発
された私の洋盤の旅は、ホテルカリフォルニアに宿を
とることになった。
女性ボーカルの情感に接して、幼かった頃のあの母の
温もりを思い出していた、ホテルカリフォルニア。
正に哀愁そのものである !
【70’s】[歌詞付] ホテル カリフォルニア
【Cover】Hotel California – Eagles
You Tubeでお聴きください 。