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歌謡

親子舟歌 良き昭和の悲しき子守唄

昔、私がまだ子供の頃、母物映画にふたりの子役が活躍していた、
白鳥みづえ、松島トモ子 幼い二人の演技に映画ファンは涙した。

母親と子供の悲しくも切ない物語に世の中の人々は自分の運命に
重ねて胸を痛めた。

私も幾度か彼女達のいじらしい熱演に目を凝らして眺めた記憶が
ある。

昨日遠来の友と久しぶりに旧交を温めたことで過ぎ去りし母との
思い出に浸ったばかりである。

夜、一息ついた時、懐かしい歌声が聞こえて来た、
白鳥みづえ の ♪ 親子舟唄 である。

昭和三十年発売。
作詞:藤田まさと 
作曲:大久保徳二郎。

古いセンスだと笑われるかもしれませんが、現代の人間関係の
気薄と殺伐とした政治状況を見ることで、尚更あの時代の親子
関係を振り返るのである。

親は子の為に身を犠牲にして日々がんばった、
又、子は必死に家族を守る親の後姿を見て正しい人間になろうと
努力した。

悲惨な戦争体験をくぐった昭和の人々の涙ぐましい復旧への道を
忘れてはならない。

古い歌だと笑わないでください、良き時代の日本の庶民の哀歓を
今一度見つめ直したい。

♪ 親子舟唄  白鳥みづえ
https://youtu.be/emCscWFWprc

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