夜も更けてきて、人恋しい1月の窓辺に虫の音が、
ひとりぽっちを気にやって、そっと飛んで来てくれた。
「お前にも心が有るんだ、ありがとう !」
あれほど寒かったのに、今日は一息ついたようだ。
1人手酌の宵の酒、
いつだったか、しみじみ思い出噛み締めて
窓辺で引いたひとりギタ-
気が付いたら指先から血が滲んでいてね、
男ひとりの想いでは 大木伸夫の 涙の酒。
男達の定番は、
場末の居酒屋で誰かが歌っているよ、
涙の酒 大木伸夫
作詞:中山邦雄
作曲:小池青磁
編曲:伊部晴美
「冬美はいい女だよな !
幸せな結婚をさせてやりたいものだ・・」
私の周りで、男達がそんな話をしている、
子供の手を引く冬美の姿を見たいと言う。
歌手冥利に尽きる
坂本冬美の素晴らしいところである。
彼女の「涙の酒」聴いてやってください。
涙の酒 坂本冬美 200412
♪ 男一途の 火の恋を
何で涙で 消されよう
未練ばかりが ただつのる
夜の暗さを はしご酒
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