「Sさん! Sさんに逢いたい! マスタ-に逢いたい!」
思い出の向こうから男達の声が聞こえる、
木枯らしの吹く街角から乙女達の嘆きが聞こえる !
遡る事数十年、我々はまだ若かった、怖いもの知らずだった。
世の中の常識さえ充分理解できなかった、恥の年代だった。
荒ぶれた青春、駆け足の日々に男と女がいた、
様々な葛藤に我を忘れてむさぼりあった、あの日々 !
後悔はけして先に訪れない、過ぎて胸の痛みを伴って帰る ?
必死に生きた女がいた、その純粋が彼女を不幸にした、
無知はけして恥ではないが、無知ゆえに不幸が手招きする。
ある女のひとりごと、私は黙って聞いていた、切ないひとり言、
思いのたけ話していいんだよ !
涙の混じる宝玉の言葉は、天使のような響きを伴う、うん !
がんばったんだね ! 耐えたんだね !
神様がそんな女に素晴らしい歌をプレゼントしてくれた。
Simon & GarfunkelのThe Sound of Silence
サウンド・オブ・サイレンス・サイモン&ガーファンクル
私は、心優しいその人のことを思っていた、
The Sound of Silence それは私と彼女のデュエット曲、
涙が風に吹かれて光った、まるで真珠かシャボン玉の
ように !
あの街角に 若者達の喫茶店が在った、その名は「杉の子」
Simon & Garfunkelの歌声が小雪に混じって舞い上がった。
ハミングの何と切ないことか ?
Simon & Garfunkel
もう一度、逢いたい !?
Simon & Garfunkel – The Sound of Silence – Madison Square Garden, NYC – 2009/10/29&30
Gregorian – The Sound of Silence
男性 コーラス とドラムが見事に溶け込んで聴く人を虜にする、 聴き惚れます。