男にはひとり手酌の酒がある 男の酒が
男の友情 涙の酒ときて 男の酒がくる。 温泉地ホテルA、夫婦差し向かいの傍にひとりの男が 寄り添った、午後五時半食事会は始まった。 その男とは私の事であるが高校生活は別として二十歳からの 付き合いの男2人、彼の糟糠の妻… もっと読む 男にはひとり手酌の酒がある 男の酒が
男の友情 涙の酒ときて 男の酒がくる。 温泉地ホテルA、夫婦差し向かいの傍にひとりの男が 寄り添った、午後五時半食事会は始まった。 その男とは私の事であるが高校生活は別として二十歳からの 付き合いの男2人、彼の糟糠の妻… もっと読む 男にはひとり手酌の酒がある 男の酒が
夜も更けてきて、人恋しい1月の窓辺に虫の音が、 ひとりぽっちを気にやって、そっと飛んで来てくれた。 「お前にも心が有るんだ、ありがとう !」 あれほど寒かったのに、今日は一息ついたようだ。 1人手酌の宵の酒、 いつだった… もっと読む 涙の酒 男涙の味がする
雪の積もる夜は風が雪に遠慮して静かにしている。 そんな時に私の孤独感は無性に昔へ向うのは何故だろう。 余程安心できる居心地の良い世界があるのかも・・・ね。 浜田省吾という歌手が居る、 以前はそれほど見向きもしなかった歌い… もっと読む 浜省に逢いたくて もうひとつの土曜日
ハイ・ファイ・セットの山本潤子に翼をくださいという歌がある、 みなさんご存知でリクエストの多い曲で知られている。 しかし私は、どういえ訳か、「フィーリング」 に心引かれる。 大人の女性の恋歌、しんみり聴くと胸に迫るものが… もっと読む フィーリング 愛しさと切なさと
♪ 雪やこんこ あられやこんこ。 降っては降っては ずんずん積る。 ・・・ 童謡・唱歌 雪 日本には四季折々の素晴らしい歌謡曲が数多い、 その中でも先人達の研ぎ澄まされた感性と細やかな 情感が結実した童謡・唱歌は人の心に… もっと読む 初恋は 淡雪のように 儚く消える
「今年1番の寒さだね !」 土手沿いの道は両端更に法面も真っ白な霜に覆われていた、 手袋しているのに指全体が痛い! こんな事始めてである。 しかし、空を見上げた私は、思わず笑みがこぼれた、 今度は、真っ青な空が天空一杯に… もっと読む 先生のタクト ピアノ 春の小川
友へ送る巡礼歌 様々な想いを残して人は旅立つ、 私の同級生も10人以上黄泉の国へ向かった。 恋愛と云う人生最高の喜びさえも味わう事なく 天国に召された者、 幼い我が子を残し未練に引き裂かれて旅立った 者、 子育てを終え、… もっと読む 友へ送る巡礼歌 アメイジング・グレイス
私の近辺にはリタイア組に隠れているが意気軒昂な者 達が結構いる。 これから会社を興す者、 1つよりも3つだよと多角経営に邁進する者、 多趣味で走り回る者、 さしずめ、成人式を終えたばかりの若者達のように力が 漲っている。… もっと読む 歌は憂さの捨て処 哀愁に憧れて
ずっと昔、 私がまだ30代の頃のことだった、 子供時代から仲良しの友達がいた。 環境が変わった私は一時その友Aの仕事を 2~3ケ月 手伝うことになった、 「SさんAさんは信用のおける人ですか?」 ある方から、唐突に訊ねら… もっと読む 卑しい嘘 悲しみの連鎖
私が二十歳を少し過ぎた頃、ある古いアパートに住んでいた、 四畳半一間と二畳の台所、風呂なしで共同トイレの住まい。 不思議なもので貧乏人には、こんなアパートでも天国だった、 隣には若夫婦と幼い女の子の三人家族が住んでいた。… もっと読む 神田川に 恋をして