こどもの日の 雪景色
年に一度あるかないか 雪の降り積もる日 子供たちの歓声が上がった。 「ワァイ! 雄叫びをあげて 子供たちは表に飛び出した 早速雪を丸めて雪投げだよ。 その内 一番年上が山へと歩き始めた。 辺りはその冬一番の積… もっと読む こどもの日の 雪景色
年に一度あるかないか 雪の降り積もる日 子供たちの歓声が上がった。 「ワァイ! 雄叫びをあげて 子供たちは表に飛び出した 早速雪を丸めて雪投げだよ。 その内 一番年上が山へと歩き始めた。 辺りはその冬一番の積… もっと読む こどもの日の 雪景色
先を急いだ後輩 男の酒 秋の夜長、あの日に泣いた男達の切なさを思い出している・・・ 男の感傷、と言えば秋岡秀治の「男の酒」 「Sさん!」いつも私の事を気に掛けてくれていた後輩がいた、 その時代でも珍しいほ… もっと読む 先を急いだ後輩 男の酒
ひとめぼれ その出会いは鮮烈だった、 秋の気配が漂い始めたころ、校庭の樹々が ひとひらふたひらと枯葉を落とし始めていた。 午後の授業を終えた全校生徒は校庭の掃除に取り かかっていた。 この物語の主人公、園芸科のA は、普… もっと読む ノスタルジア ヒマラヤ杉のひとめぼれ
お前とみちづれ 好いて好かれた仲なのに 同じ運命の ゆきちがい 雪舞う夜の 薄明かり 涙の雫が 混じっていた ふたりの肩の 粉雪が 永遠の別れに しがみつく 渡哲也の みちづれが 街灯の灯さえ … もっと読む お前と みちづれ
五木は、おんな歌を唄わせたら右に出るもののない名歌手だが ! その内でも、男歌 灯りが欲しい という歌に私はしびれる。 ここまで生きると紆余曲折、さまざまな喜怒哀楽に翻弄される、 幼少期より人に助けを求めな… もっと読む 灯りが欲しい 五木に魅せられて
各メディアでは日本全国お盆の帰省客の噂で持ちきりである、JR各駅、各飛行場では子や孫を迎えの祖父の笑顔で溢れている。 私にも嬉しい便りが届いた、 「Sさん、昨夜返って来たよ !」 先般、約束していた後輩Zのはち切れそうな… もっと読む 男のブル-ス 乾杯 !
東京オリンピック前に発売された 小宮恵子 金田星雄 ♪ 幸せを掴んじゃおう 高校を卒業して日々悶々としていた頃に胸に飛び込んできた 純情可憐なデュエット曲、 プロ野球の金田正一投手の実弟と、… もっと読む 幸せを掴みたい 茜色に託して
人々を悲嘆のどん底に突き落とした雨が 台風の勢いに乗って再び迫っている。 今度は強風を伴って来るなら更に追い討ちを かけることになる、下界を見下ろす雨雲が 殊更恨めしい。 お中元のお礼のやり取りで懐かしい人たちの 声を聞… もっと読む 中森明菜 悲しみを歌に 恋
世の中が慌しい、西日本では未曾有の災害が人々を苦しめ 明日への希望を打ちのめした。 繰り返す災害、無力な人間、又も同じ悲しみが民の心を濡らす。 田舎から友の心のこもった冷凍のお中元が届いた、 家に帰って早速… もっと読む 望郷 夜空のトランペット
私の育った港町と云えば戸数250軒の小さな村 と 九州への玄関口、魚市場の在る漁港、 この町は、当時4万人程の人口で賑わった。 共に周囲は山に囲まれて 一方は淋しい半農半漁の村、 もう片方は、全国に名の知れた漁港と商業の… もっと読む 口笛が聞こえる港町 哀愁